4月29日、先発で初勝利を挙げた千葉ロッテマリーンズの種市篤暉選手。
現在20歳と若く、これからロッテ投手陣の一角を担う可能性を秘めた投手です。
今回は種市選手の球速や球種などを紹介します。
プロフィール
名前:種市 篤暉(たねいち あつき
生年月日:1998年9月7日
出身地:青森県三沢市
身長:183cm
体重:83kg
右投右打
ポジション:投手
球歴:八戸工業大学第一高等学校→千葉ロッテマリーンズ(2017-)
背番号:63
経歴
種市選手は青森県出身で、野球を始めたのは小学3年生の時です。
中学卒業後、地元青森の八戸工業大学第一高等学校に進学。
野球部は青森県内では強豪で、夏5回、春一回甲子園に出場しています。
種市選手は甲子園には出場出来ませんでしたが、2016年のドラフト会議でロッテ6巡目で指名されロッテに入団しました。
1年目の2017年は1軍、2軍共に登板機会は殆どなく、2軍の1試合に終わっています。
ただし同年の11月から12月に行われるアジアウインターベースボールリーグのNPBイースタン選抜に選ばれ、5試合に登板し全て無失点に抑えています。
2年目からは2軍でも登板する機会が大幅に増え、12試合に登板。
1軍でも7試合に登板し、全て先発を任されるなど高卒2年目にしてはかなり期待されていることが伺えます。
3年目である今年は4月30日現在で9試合に登板し、シーズン初めは中継ぎとして起用され結果を残しており
ロッテの平成最後の試合となった4月29日楽天戦では5回を投げ2失点に抑える好投を見せ、見事プロ初勝利を挙げました。
選手としての特徴
種市選手の選手としての特徴ですがフォームは二段モーション気味のオーバースローです。
武器は183cmの身長から投げ下ろされる最速153キロストレートです。
入団当初は最速148キロでしたが、入団後体重を増やしたことで、ストレートの球速が上昇し、
昨年のフレッシュオールスターで153キロを記録しました。
またストレートの回転数も平均以下だったのが、テークバックを変えたことで回転数が上昇したとのことで
数値だけではなく、ノビのあるストレートに変貌しています。
その自慢のストレートに落差のあるフォークや縦と横のスライダーといった変化球を織り交ぜています。
特にフォークボールの落差に関しては、球界でも随一で容易に空振りを奪えるほどです。
球種の割合に関しては現状ではストレートが6割以上を占めており、次に多いのがフォークボールです。
投球パターンとしてはストレートの攻めながら、フォークボールでも空振りを狙う、昔ながらの本格派です。
ただ制球に難が残っており、2018年の2軍では40.1回で与四死球が28個と多め、改善点も残っています。
球速・球種
最高球速153キロ
球種
ストレート
フォーク
スライダー
年俸は?
種市選手の年俸ですがドラフト6巡目で高卒3年目ということもあり、年俸はまだまだ低めです。
1年目の年俸が480万円で2年目も同じでした。3年目である今季は2年目に一軍で登板したこともあり、
680万円にアップしていますが、ドラフト1位の年俸と比べるとやはり低いのでこれから活躍して大幅アップを狙ってほしいです。