メジャーで松ヤニが不正投球の理由は?ピッチャーへの影響とは?

野球 MLB

メジャーリーグでは時々に松ヤニ(松脂)を使った不正投球を実行してピッチャーが退場になることがあります。

メジャーの公式球は滑りやすいため、滑り止めの目的で松ヤニを使うことは効果的ですが

メジャーで選手が松ヤニを不正に用意する理由は滑り止め目的だけではありません。

今回はメジャーで松ヤニが使われる理由や不正投球に当たる理由について説明します。

松ヤニがもたらす効果

まず松ヤニを使用した際投球にもたらす効果から説明していきます。

松ヤニが効果の1つとして滑り止め効果があります。野球でも投手が使うロジンバッグには松ヤニの成分が含まれており、

他にも打者がグリップが滑らないように松ヤニの成分が使われたバットスプレーを吹きかけています。

もっとも松ヤニには滑り止め以外の効果もあり、それが不正投球に繋がっています。

ボールに松ヤニが直接塗られた場合、塗られたボールは無回転に近い状態となり不規則な変化をします。

その結果凄まじい変化が起き、通常で投げるよりも効果的なボールを投げ込むことが可能になります。

松ヤニが禁止の理由

松ヤニのようにボールに唾やジェルといった液体を付けたボールをスピットボールと呼ばれ、ルール上は禁止されています。

過去にはスピッドボールの使用は認められていましたが、1909年にデッドボールによる死亡事故が発生します。当時は審判はボールの汚れを気にせず、あまりボール交換をしていませんでした。

しかし事故後、汚れがあればボール交換を行うようになり、またスピッドボールも原則は禁止となりましたが。

しかしメジャーリーグでは現在でも使われることがあり、選手の間では「禁止行為ではあるが、見つからなかった大丈夫」という認識が存在しており

とあるメジャーリーガーは松ヤニを使っている投手はいる、と証言したこともあるほどです。

そのため不正を見破られれば退場だが、看破されなければ問題ないというのが、現在のメジャーリーグです。

退場になった際の処分として近年日本でも有名となったのが2014年のマイケル・ピネダ選手です。

ピネダ選手は首筋に松ヤニを塗っていることが発覚し、退場処分となり10試合の出場停止となりました。

因みにこの退場のきっかけは相手チームから抗議によるもので、抗議が無かった場合は、退場になっていなかったかもしれません。

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