プロ野球退場のルールは?退場者のその後や罰金は?

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プロ野球では選手や監督が審判に異議を唱えた場合、審判の判断次第で退場になることがあります。

大体の場合、審判に暴言を吐いたとして退場になることが多いのですが、

打者に危険球を与えて退場となる危険球退場と違い、今一退場の定義が曖昧です。

そこで今回は退場のルールについて説明したいと思います。

退場のルールは?

まず初めに何故抗議で審判が退場裁定の下されるのかというと、

野球規則8.01でこのような規定されているためです。

4 (d)審判員は、プレーヤー、コーチ、監督または控えのプレーヤーが裁定に異議を唱えたり、スポーツマンらしくない言動をとった場合には、その出場資格を奪って、試合から除く権限を持つ。

「スポーツマンらしくない言動」は暴言と分かりますが、「裁定に異議を唱えたり」ともあるの解釈次第では抗議しただけで退場処分を下すことが可能なようにも見えます。

もっとも実際のプロ野球では異議を唱えているように見える場面でも、確実に退場処分が下されている訳ではないので、判断基準は曖昧です。

「審判に異議を唱えただけで退場にするな!」という声もあるでしょうが、規則では審判はこのように定められています。

2 (b)各審判員は、リーグ及びプロフェッショナルベースボールの代表者であり、本規則を厳格に適用する権限を持つとともに、その責にも任ずる。

この一文だけで分かる通り、試合中審判は相当な権限を有しており、言い換えるならルールの遂行者ともいえます。

スポーツでは正確に試合を進行させるには審判は必要不可欠な存在であり、その審判の判定に異議を付けることは、ルールに逆らっているともいえます。

もっとも誤審という問題があるので、納得できない人もいるでしょう。ここはプレイヤーも審判も人間なのでスポーツにおいて永遠の課題ともいえます。

他にもこのような規則があります。

3 (c)審判員は、本規則に明確に規定されている事項に関しては、自己の裁量に基づいて、裁定を下す権能が与えられている。

自己裁量もあるので試合中の審判の権限がかなり強いことが見て取れます。

因みに退場はなにもチーム関係者だけではなく

(e)審判員は、その判断において、必要とあれば、次の人々を競技場から退場させる権限を持つ。すなわち、
(1)グラウンド整備員、案内人、写真班、新聞記者、放送局員などのように、仕事の性質上、競技場に入ることを許されている人々。
(2)競技場に入ることを許されていない観衆またはその他の人々。

と規則で定められているため、場合によっては審判は退場の裁定を下すこともあります。

これは試合を速やかに進行する都合上必要な権限ともいえます。

退場者のその後は?

試合から退場宣告を告げられた選手や監督たちは、その後、どこにいるのでしょうか?

退場を告げられた規則があります

野球規則4.07では退場を告げられた人は競技場を去る必要があると定められています。

また同じく試合から取り除かれたもの(退場を告げられた人)はクラブハウスにいるか、ユニフォームを脱いで野球場構内から出るかか、スタンドに座る場合は、チームのベンチとブルペンから離れた場所に席を取る必要があると決められています。

なので退場を告げられても、場所は限定されるものの球場内に残ることは出来ます。

退場者に課せられる罰金は?

プロ野球で審判から退場を告げられたものは後日、NPBから厳重注意と制裁金(罰金)を科せられるのが基本となっています。

昨年の例を取ると横浜DeNAのパットン選手が審判の侮辱行為で退場処分を受けた際、後日厳重注意と、制裁金10万円が科せられました。

また退場は1軍だけではなく、2軍でも見られ、その場合も同様に厳重注意と制裁金が科せられます。

退場処分が重い場合には、出場停止処分が下されることもあります。

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